フレナーラは私がメインで使っている制汗剤です。
ジェル状なうえに他のクロルヒドロキシアルミニウム系の制汗剤より、感覚的には強めに効くイメージがあります。
今回は手汗レベル3の私が利用しているフレナーラについて、レビューします。
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フレナーラが手汗を抑える仕組み
フレナーラの特徴は独自の技術で有効成分をナノレベルにして、有効成分(クロルヒドロキシアルミニウム、イソプロピルメチルフェノール)であるがエクリン汗腺(手に集中している汗腺)まで浸透するように作られていることです。
有効成分がエクリン汗腺に浸透しやすくなることで、手汗を効果的かつ瞬時に防げるようになっています。
なぜ、フレナーラが皮膚に浸透しやすいかというと、ジェル状になっているから。
写真を付けるとこんな感じになります。
フレナーラがかなりとろとろの液状なのがわかると思います。
クリームタイプのテサランやパウダータイプのファリネと全く違う見た目ですね。
これが個人的には皮膚に浸透しやすく、クロルヒドロキシアルミニウムやイソプロピルメチルフェノールがエクリン汗腺まで届きやすい要因になっているように感じます。
ただジェル状なので、使った瞬間は手がべたべたになりやすいので、すぐに手を使わなくても良いシチュエーションで利用しましょう。
使った直後の手は下の写真のようになります。
一瞬水や汗でぬれたような状態になります。
ただ、少し時間をかけて手のひらによく擦り込めば、手になじみ、べとべとは無くなります。
仕事で使用しても、数十秒ぐらい手を使わなくて良い時間があれば、マウスがベタつかなくなった、紙がシワシワにならなくなったという意見が多く職場でも活用できる制汗剤です。
フレナーラの使うタイミング
副交感神経が優勢な朝と、寝ている間の有効成分の浸透に期待して寝る前の2回利用するのが基本です。
これに日中のどこかで一回利用して、毎日3回手のひらに塗っていくことで、フレナーラが手になじみ制汗効果を高めることが出来ます。
毎日使うことで持続力がアップし、手汗を軽減できるようになっていきます。
このフレナーラはジェルタイプの制汗剤なので、衛生面的にも安心できる構造になっています。
フレナーラは見た目がとても特徴的
フレナーラの制汗剤は見た目がハンドクリームのようになっていて、制汗商品であることが分かりずらくなっています。
靴下をのり付けして落ちてこないようにするスティックのりのようにも見えるので、化粧ポーチに入れていても違和感がないパッケージです。
サイズも4センチ×12.5センチのコンパクトサイズなので、持ち運びしやすいことも特徴です。
この大きさでも1ヶ月分入っているので、費用がかさんでしまうということもありません。
植物由来の成分で手荒れを抑制
フレナーラでは手汗に効果的なクロルヒドロキシアルミニウムやイソプロピルメチルフェノールという有効成分だけでなく、天然植物由来の成分で手荒れ抑制や消臭効果を加えています。
500種類以上あると言われる有効植物から、選び抜かれた7種類の植物エキスを配合しています。
フレナーラが選んだ植物は、シナノキやオウバク、カモミラやヤグルマギク、ローマカミツレやトウキンセンカ、オトギリソウなどです。
シナノキの成分には毛穴を引き締める効果があり、高い保湿効果も期待できます。
オウバクは肌荒れを防ぐことが出来る成分なので、制汗剤を使った時の肌トラブルをなくす働きがあります。
カモミラは手のひらをスベスべにする効果があり、ヤグルマギクには臭いの原因となる雑菌を抑える抗菌作用があります。
フレナーラにはローマカミツレの成分が含まれています。ローマカミツレには消炎効果、抗菌効果、皮膚代謝促進効果があり、よく化粧品などに肌あれ防止を目的として配合されています。薬用植物として、ハーブティーや入浴剤などにも利用されています。
シソエキスの収れん作用に注目
フレナーラが特長としているものの一つに、シソエキスによる収れん作用があります。
収れん作用ってピンとこない人が多いと思いますが、皮膚のタンパク質を変化させて肌の保護膜を引き締めることをいいます。
引き締めで、ピンとくるかもしれませんが、手汗の原因になる手のひらのエクリン汗腺を引き締めることで、手汗の出る量を減らしてくれます。
このシソエキスの収れん作用が、フレナーラの有効成分であるクロルヒト・ロキシアルミニウムと相乗効果を発揮して、一層効果的に手汗に働きかけてくれるっていうメリットがあるのです。
フレナーラは足汗対策にも利用される
手汗はにおいを伴わない汗なので消臭成分や殺菌成分などを加えていることに違和感を持つかもしれません。
しかしフレナーラは足汗にも有効な商品として作られています。
足は雑菌が繁殖しやすく、悪臭も出やすいため、消臭成分や殺菌作用があることは理にかなっているのです。
私は手汗対策に利用するのがメインですが、革製のにおいを出したくない靴を使うときなどは足にも利用しています。
フレナーラが若干強めの制汗剤と感じる理由
フレナーラは有効成分として塩化アルミニウムではなく、クロルヒドロキシアルミニウムを利用しているので手荒れに配慮した制汗剤です。
しかし利用した実感としては、他のテサランなどクロルヒドロキシアルミニウム系制汗クリームより効果が強めに感じられて、私の場合、手のひらが乾燥することもあります。
これにはパラベン系成分が影響している可能性があるかも知れないと感じています。
フレナーラでは、製品の品質を維持するため、メチルパラベン、エチルパラベンが含まれています。両方とも化粧品などに一般的に使われている防腐剤ですが、一部の人はパラベン系が苦手な場合があります。
私の場合は、多少手が乾く気がする程度なので、気にせず使っているのですが、この辺は個人個人の相性になると思います。
ただ、のちに触れますが、手荒れがひどくなって利用できない場合でも、フレナーラは返金保証付きなので安心です。
フレナーラの購入方法
フレナーラは公式ホームページで購入できるようになっていて、通常価格は8500円です。
手汗集中ケアコースでは4回の受け取りができるコースとなっていて、1本あたり5508円でフレナーラを購入できるようになります。
さらさらコースでは6回の受け取りができて、最低支払額が30753円なので通常価格のフレナーラを購入するよりもとても安く手に入れることが出来ます。
ツルスベコースでは12回の受け取りで、最低支払額は55,998円で購入できる定期コースです。
初回の価格はどのコースで注文しても同じなのですが、受取回数が多くなっていくことで2回目以降の単価がお得になっていきます。
フレナーラとファリネの比較
フレナーラのお値段は通常価格は8500円で、定期コースでは半額の4250円で購入できます。
フレナーラと並ぶ人気の手汗対策商品であるファリネは、パウダータイプという特徴があり、即効性が魅力の商品ですが、お値段は若干高め。
通常価格は、フレナーラよりも多少高くなっていて1個8890円で購入できます。
ファリネも定期購入すれば安くなるのですが、定期コースでは5040円なのですが、やはりフレナーラよりも多少高くなってしまいます。
そしてフレナーラとファネリには、どちらも90日間の返金保証がついています。
無添加で肌荒れがしにくい特徴も同じなので、大きな比較としてはタイプの違いや通常価格で判断するくらいしか大きさ差はありません。
このようにフレナーラにはさまざまな特徴があることで、手汗に使いやすい制汗剤になっています。
フレナーラの最大の特徴はナノ化した有効成分が、エクリン汗腺に入り込んで汗を止めてくれるという部分です。
フレナーラとファネリの比較をしてみても、どちらもコンパクトサイズで化粧ポーチに簡単に収納でき、持ち運びがしやすい形状になっています。
さらに、周りの人に手汗であるとバレにくいデザインになっているので、もし見られたとしても制汗剤であることに気づく人は少ないのではないかと考えられます。
ただ、ファリネは若干化粧品として見られやすいデザインなので女性が持てば違和感ないのですが、男性は持ちにくいと思います。
男性なら、デザイン的にも値段的にもフレナーラが良いと思います。